Biotalys、160万ユーロのVLAIO研究助成金を授与される

資金により、Biotalysのタンパク質ベース生物防除の工業生産に向けて、独自プラットフォームの開発が加速する


ベルギー、ヘント発, May 26, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 食糧および農作物保護の革新的企業であるBiotalys NVは本日、Flanders Innovation & Entrepreneurship (VLAIO) から160万ユーロ (約1億8,772万円) の研究助成金を授与されたと発表した。助成金は3年間にわたって、Biotalysの独自の新世代型タンパク質ベース生物駆除ソリューションの工業生産向けに、費用効率の高い微生物細胞工場の加速的な開発をサポートすることになる。

BiotalysのCSOであるヒルデ・レベッツ (Hilde Revets) は、次のようにコメントしている。「この資金により、BiotalysのR&Dエンジンの重要な要素である、タンパク質の高い生産レベルを達成するために特別設計された、微生物生産システムにおいて独自の最先端ツールボックスを構築できます。安全かつ効果的で価格に見合った生物防除に対する需要が高まっています。このような高性能生産プラットフォームを構築することにより、Biotalysはこのニーズに独自に対応できるようになります。ベルギーにおける起業家精神とイノベーションをサポートするための継続的な取り組みに対して、VLAIOに感謝します。」

BiotalysのCEOであるパトリス・セレス (Patrice Sellès) は、次のようにコメントしている。「農家が生産量を確保し、食糧廃棄物を削減するのを支援することを目的として、一貫して高い有効性を備えた安全で持続可能なタンパク質ベース生物防除を発見および開発する当社の画期的な科学をVLAIOが評価してくれたことを嬉しく思います。この助成金により、強力かつ費用対効果の高い生産プラットフォームの開発を促進できます。これは、Biotalysにとって、持続可能で安全な食糧供給の未来を形成するうえで重要なステップとなります。」

Biotalysについて

Biotalysは、新世代型タンパク質ベースの生物防除ソリューションの開発と、安全で持続可能な未来の食糧供給の実現を目指す、成長著しい革新的な農作物保護企業である。その画期的な技術プラットフォームを基盤として、効果的かつ安全な製品の広範なパイプラインを開発し、土壌からプレートまで、バリューチェーン全体を対象として深刻な害虫や病気被害に対処する。高性能かつ一貫性のある化学的特性と、クリーンかつ安全な生物学的特性を組み合わせ、収穫前と収穫後のどちらの用途にも対応する理想的な作物保護剤を提供する。Biotalysの主力製品、微生物殺菌剤「BioFun-1」は、世界各地での果物および野菜の農場試験で、灰色かび病菌やうどんこ病菌などの主要な害虫に対して一貫した高い効果を示している。同社は2020年後半に登録関連書類を提出し、2022年に米国で「BioFun-1」を発売する予定である。続いて世界市場への展開を見込んでいる。Biotalysは、VIB (フランダースバイオテクノロジー研究機関) のスピンオフ企業として、2013年に設立された。現在までに国際投資グループなどから6,100万ユーロ (6,600万ドル、約71億4,900万円) の資金を調達している。また、ベルギーのヘントにあるバイオテクノロジーグループをベースにしている。詳細については、www.biotalys.comを閲覧されたい。


            

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