エフィニックスが3種類の RISC-V® SoC のリリースを発表


カリフォルニア州サンタクララ発, June 02, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- プログラマブル製品プラットフォームおよびテクノロジーのイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は本日、人気 RISC-V® (リスクファイブ) コアをベースとした3種類の SoC をリリースすることを発表しました。

これらの3種類の SoC デザインはエフィニックス Trion® FPGA ファミリーに最適化されており、T8 から T120 までのデバイスにおいて幅広いコンピューティング機能と I/O 機能を提供します。詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください: https://www.efinixinc.com/products-riscv.html

エフィニックスのマーケティング部門 シニアディレクターのMark Oliver (マーク・オリバー) は次のように述べています。「RISC-V は、汎用性や効率性に優れた、組み込みコンピューティング・ソリューションです。Charles Papon (チャールズ・パポン) による高性能かつ効率的な VexRiscv デザインをベースとする当社の SoC の Trion® ファミリーは、あらかじめ最適化された RISC-V コアを、コスト重視の T8 から規模の大きな T120 にいたるまでの Trion FPGA 製品ラインで提供します。ユーザーは組み込みコンピューティング、I/O、カスタム機能を含む SoC デザインを簡単に実現できるようになります。」

使いやすさを追求するため、これらの SoC は RISC-V コア、メモリ、様々な I/O がすでに定義されており、ユーザーロジック用のインターフェイスも実装しています。これにより、設計者は組み込みコンピューティングやユーザー定義のアクセラレータ等を持つ統合システムを同一 FPGA 内で容易に構築することができます。

VexRiscv の開発者である Charles Papon (チャールズ・パポン) は次のようにコメントしています。「2018年の RISC-V Soft CPU コンテストでの受賞と Linux サポートの追加により、オープンソース・コミュニティ内で VexRiscv コアの人気が高まっています。Trion FPGA ファミリーであらかじめ定義した構成にコアを最適化することで、さらに多くの設計者が広範なシステム・デザインにおいて、容易、迅速かつ高いコスト効率でコアを使用することが可能です。」

エフィニックスの RISC-V SoC には、コンパイルやデバッグに必要な開発ツール、サンプルコードやチュートリアルが全てセットになって提供されます。また、全てのエフィニックス開発ボードと互換性があり、標準の Efinity® ツールフローにより簡単にインスタンスして使うことができます。

エフィニックスについて

プログラマブル製品のイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は、トライオン(Trion®) FPGAシリコン・プラットフォームによってエッジ AI コンピューティングの未来をリードしいています。Trion FPGA のコアとなっているのは、従来のFPGAテクノロジーに比べて4倍のPPA (パワー・パフォーマンス・エリア) の優位性を提供している、同社の画期的なな Quantum™ FPGA テクノロジーです。4K から 200K のロジックエレメントを提供する Trion FPGA は、超小型パッケージと低消費電力を実現し、量産に適した価格設定になっています。エフィニティ (Efinity®) 統合開発環境は、RTL からビットストリームまで、完全な FPGA 設計が可能なパッケージソフトウエアです。PPA (パワー・パフォーマンス・エリア) で高い優位性を持つ Trion FPGA は、カスタムロジック、演算アクセラレーション、機械学習、ディープラーニングなどの用途に対応しています。エフィニティを利用することで、FPGA またはシステム全体を Quantum ASIC にシームレスに移行し、超大量生産を実現することができます。詳しくは、https://www.efinixinc.comを参照ください。

問い合わせ先:

スティーブ・ストラッツ (Steve Stratz)
リレバンズ・パブリック・リレーションズ (Relevanz Public Relations) エフィニックス担当
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