PRAヘルスサイエンス、Synomaを使って臨床試験患者と実データを初めて連携

製薬、バイオテクノロジーなどの治験依頼者は、臨床研究を時系列の実データに関連付けて医薬品開発を加速し、21世紀の治療法 (21st Century Cures Act) を順守可能に。


ノースカロライナ州ローリー発, May 14, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- PRAヘルスサイエンス (PRA Health Sciences, Inc.) (NASDAQ: PRAH) は本日、PRA独自のテクノロジーであるSynoma®を使った革新的なトークン化ソリューションを発表した。これにより、医薬品開発のエビデンス生成を強化することができる。PRAのソリューションを使うと、最先端のプライバシーで臨床試験データと二次データセットを関連付けることができる。現在、大手製薬会社3社、および様々な規模の複数の製薬およびバイオテクノロジー企業が、Synomaを使って医薬品開発ポートフォリオ全体でデータをリンクし、分析を実施している。

PRAヘルスサイエンスの代表取締役副社長兼最高科学責任者のケント・テールケ (Kent Thoelke) は次のように述べている。「さまざまなソースからあらゆるタイプのデータを広く利用することができます。しかし、これまでは臨床試験データと実世界のデータから得られたインサイトを関連付ける能力が不足していました。これを結びつけることにより、研究者はプライバシーを保護しながら、試験後に何が起こっているかを理解することができます。トークン化とリンク付けの活用は、研究者が医薬品の安全性と有効性に関するインサイトを時系列で最大限まで収集できるアプローチです。」

PRAは、各種トークンをさまざまな情報源に連携することで、より広範な実データを組み込んで、21世紀の治療法 (21st Century Cures Act) に描かれるとおり、エビデンス生成とインサイトを大きく変革することができる。

PRAヘルスサイエンスのデジタル医療担当上級副社長であるジェーン・キグリー (Jane Quigley) は次のように述べている。「サイロ化した患者データセットをトークン化することにより、臨床研究者や医薬品開発者に大きな変革がもたらされます。シンフォニー・ヘルス (Symphony Health) 買収や他のデータソースとの連携を通じて、当社は科学者や研究チームがよりインテリジェントに、幅広いデータセットを評価して、臨床試験プロトコルに情報を提供し、実データをeSourceとして活用し、実現可能性を高め、登録を加速化できるようにしてきました。これにより、最終的に全く新しい、差別化された治療法を、より早く上市することができます。」

Synomaを臨床試験に適用する方法については、同社まで問い合わせされたい。

PRAヘルスサイエンスについて

PRAヘルスサイエンス (PRA Health Sciences) は、収益において世界最大規模のグローバルな医薬品開発業務受託機関であり、バイオテクノロジーおよび製薬業界が、臨床開発およびデータソリューションサービスの多くを外部委託している。PRAのグローバルな臨床開発プラットフォームには、北米、ヨーロッパ、アジア、中南米、アフリカ、オーストラリア、および中東を拠点とする75以上のオフィスが含まれ、世界中に19,000人以上の従業員を擁している。2000年以降、PRAは世界中で約4,000件の臨床試験に参加している。さらに、同社が参加した主試験と副試験により、95点を超える医薬品が米国食品医薬品局 (U.S. Food and Drug Administration) や国際規制機関によって承認された。PRAについて詳しくは、www.prahs.comを参照されたい。

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