三井住友トラスト、アポロとアテネ独自のオルタナティブ資産ポートフォリオへ 15億ドルの共同投資を決定


東京・ニューヨーク, July 07, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 (以下、三井住友トラスト・ホールディングス) と連結子会社である三井住友信託銀行株式会社 (以下、三井住友信託銀行、両社を以下、三井住友トラスト) は、Apollo Global Management Inc. (NYSE: APO、以下、アポロ) との戦略的パートナーシップにより、アポロとアテネ独自のオルタナティブ資産ポートフォリオへ15億ドルの共同投資コミットメントを決定しました。アポロとアテネは、三井住友トラストからのコミットメントを含む合計150億ドルを、プライベート市場におけるハイクオリティ且つ分散されたエクイティ資産に投資します。

アポロCEOのMarc Rowanは、「三井住友トラストは、アポロにとって長年に亘って信頼関係を築いてきたパートナー且つアドバイザーであります。オルタナティブ資産は上場株式・債券の代替として、強力な分散効果や安定したリターンを顧客に提供してきたなかで、本件のコミットメントが、三井住友トラストの多岐に亘る事業領域における関係深耕に向けた契機となることを期待しています。三井住友トラストからは、アポロの投資哲学やアライメントを礎とする本件の投資機会に高い評価を頂いております。」と述べています。

三井住友トラスト・ホールディングス取締役執行役社長の高倉透は、「アポロは、オルタナティブ投資における革新的なマーケットリーダーであり、安定且つ優れた投資実績を有しています。このオルタナティブ投資戦略は、ボラティリティや上場市場との相関を抑えつつも、エクイティ性のリターンを実現できるとの判断から、本件コミットメントに至りました。」と述べています。

三井住友信託銀行取締役社長の大山一也は、「本件は、卓越したアラインメントと分散効果をもたらすオルタナティブ投資における画期的なアプローチです。三井住友信託銀行は、このオルタナティブ資産への投資を通じて、日本のオルタナティブ投資市場の発展における、より主導的な役割を果たして参りたいと考えています。近年、「人生100年時代」と言われるほど人々の長寿化が進むなかで、長期安定的に超過収益をもたらす資産クラスがますます重要視されています。三井住友信託銀行は、プライベート市場の資産を含む様々な投資機会を発掘し、お客様の様々なニーズに応えていきたいと考えています。」と述べています。

三井住友トラストのコミットメントは、アジア地域の他の機関投資家による投資コミットメントに続くもので、その50億ドル以上は、アポロとアテネ独自の100億ドルのポートフォリオとの共同投資に充てられます。これは、アジア太平洋地域におけるアポロの戦略的方向性を裏付けるものであり、特に日本においては、大きな成長機会を捉えるべく、アポロはそのプレゼンスを一層高めていく決意を持っております。

Marc Rowanは最後に、「本件の三井住友トラストによるバランスシート投資は日本において先駆的な取組であり、金融機関各社はオルタナティブ資産への投資拡大の革新的なステップとして捉えるものと確信しております。また、オルタナティブ資産は上場株式・債券のアロケーションにおける相応の部分を代替し得る、というアポロの考えは、機関投資家、個人投資家や投資アドバイザー等の洗練された投資家から受け入れられつつあると考えています。」と述べています。

GreensLedgeが三井住友トラストの財務アドバイザーを務め、Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom LLPと森・濱田松本法律事務所が三井住友トラストの法務アドバイザーを務め、Paul, Weiss, Rifkind, Wharton & Garrison LLPがアポロの法務アドバイザーを務めました。

アポロについて

アポロは、高成長を続けるグローバルなオルタナティブ資産運用会社です。イールド、ハイブリッド、エクイティの3つの投資戦略に焦点を当て、投資適格からプライベート・エクイティまでリスク・リターンスペクトラムのあらゆる分野で超過収益を創出することを目指しています。アポロは30 年以上にわたり、統一されたプラットフォームを活用した専門知識によって顧客のニーズに応え、且つ投資先企業の成長を支援する革新的な資本ソリュー ションを提供してきました。また、リタイヤメント・サービス事業であるアテネは、退職貯蓄サービスのソリューション・プロバイダーとして、顧客の経済的な安定の実現を支援しています。アポロの投資アプローチは、顧客、投資先企業、従業員、コミュニティとのアライメントを有しています。2022年3月31日現在、アポロの運用資産額は約5,130億ドルとなっています。詳細については、www.apollo.comをご参照ください。

三井住友トラストグループについて

三井住友トラストグループは本邦唯一の信託銀行グループであり、信託と銀行を手掛けるユニークなビジネスモデルの企業として位置付けられています。三井住友トラストの信託事業には資産運用や資産管理業務が含まれ、銀行事業では融資など顧客の伝統的な銀行業務ニーズに応えています。また、信託関連の多くの事業分野でトップクラスの実績を有し、ウェルス・マネジメント分野にも力を入れています。資産運用分野では、アジア最大の資産運用会社を保有し、資産管理業務でも同様にトップとなっています。顧客層は年金基金から金融機関まで幅広く、これらの顧客に対して、オルタナティブ資産を含む多様な投資商品を提供しています。

アポロの問い合わせ先

Noah Gunn, Global Head of Investor Relations
212-822-0540
IR@apollo.com

Joanna Rose, Global Head of Corporate Communications
212-822-0491
Communications@apollo.com

三井住友トラストグループお問い合わせ先
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 IR部
03-3286-8354