ジェンテックス (Gentex) 、CES 2024で自動車、航空、防火、医療技術におけるイノベーションを展示


ジェンテックスのCES 2024のハイライト:

  • 新しい住宅用スマートホームセンシング製品、PLACEのソフトローンチ
  • ジェンテックスのパートナーであるアダスキー (ADASKY) の前方・後方用サーマルイメージングソリューションが登場
  • ドライバーおよびインキャビンモニタリングシステムがジェンテックスのフルディスプレイミラー (デジタルバックミラー) に統合
  • 夜間の性能が向上したフルディスプレイミラー
  • 切り替えが可能な反射面のある、グレア除去調光可能サンバイザー
  • 視覚障害者のための新しいウェアラブル支援技術のeSight Goをソフトローンチ

ラスベガス発, Jan. 09, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- ジェンテックス (Gentex Corporation) (NASDAQ: GNTX) は、今年もまたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) において、技術とイノベーションの最新の開発状況を紹介する。過去1年間、ジェンテックスは新たな研究開発活動を開始し、新たな提携契約を締結し、戦略的買収を通じて事業を拡大し、製品ラインを多様化してきた。ジェンテックスのCESブースでは、インタラクティブディスプレイ、機能統合された車両、リアルな環境で技術を体験できる製品シミュレーターを通じて、上記すべてを含む開発のデモが行われる。

ジェンテックスは、世界中の自動車、航空宇宙、防火業界向けに電気光学製品を長年供給している。コネクテッドカー技術や、ドライバーの視界を最適化し、ドライバーの安全性を高める高度な電子機能を、ほぼすべての大手自動車メーカーに提供していることで最もよく知られている。

ジェンテックスのスティーブ・ダウニング (Steve Downing) 最高経営責任者は、次のように述べている。「2024年は創業50周年という金字塔を打ち立てる年であると同時に、画期的な業績と比類なきイノベーションの年でもあります。」「今年のCESでは、ほとんどすべての製品カテゴリーで新たな進歩を紹介し、当社初のダイレクト・トゥ・コンシューマースマートホームセンシング製品であるPLACEの最新情報をお届けします。」

PLACEスマート煙/一酸化炭素検知

ジェンテックスには、商業用防火業界で50年以上の実績がある。同社は現在、PLACEと呼ばれるスマートホームデバイスの製品ラインナップを発表する準備を進めている。これは、部屋別の機能を備えた革新的なスマートホームセーフティ製品スイートである。PLACEは、スマートホームの安全性、快適さ、セキュリティ機能を1つの洗練されたシステムに組み込んだ全体的ソリューションで、単一の使いやすいアプリからすべて制御できる。

ジェンテックスのネイル・ボーム (Neil Boehm) 最高技術責任者は、次のように述べている。「PLACEは、より安全な家庭環境の実現に向けたジェンテックスの取り組みの大幅な進歩であり、信頼性の高い業界最先端のセンシング技術を提供します。」「ジェンテックスが過去5年間に商業用防火製品のお客様に提供してきた最高水準の快適さ、セキュリティ、利便性を、お客様が今日デバイスに期待する接続機能によりあらゆる家庭で享受できます。」

PLACEのスマートホームソリューションポートフォリオは、さまざまな家庭空間の微妙な安全要件に対応するように設計されている。ベースとなるAny Spaceユニットは、家庭内のあらゆる場所に最適であり、スマートな煙・一酸化炭素検知機能と、スペース別のアラートのためのWi-Fi接続を提供する。キッチン、子供部屋、ガレージ用の専用ユニットがこのシステムの汎用性をより際立たせる。各ユニットには、ガス・VOC検知、室内監視カメラ、インターホン、温湿度検知などの追加の安全装置が装備されている。

PLACEの製品ラインナップは、ジェンテックスのCESブースの、インタラクティブ展示で紹介される。同社は現在、さまざまな小売業者と製品の発売戦略を練っており、今年後半には登場する予定だ。

アダスキーサーマルイメージング

今年のCESでジェンテックスはまた、アダスキーとの最新の戦略的パートナーシップを紹介する予定である。これは、自動車業界向けにアダスキー独自のサーマルイメージングテクノロジーを発展させることを目的としている。ジェンテックスは、2023年5月にアダスキーとの提携契約を発表した。

ボームは次のように述べている。「アダスキーとの徹底的な調査と継続的な話し合いの結果、当社はアダスキーのサーマルイメージングテクノロジーの開発と市場導入を強化・迅速化する機会を認識しました。当社のセンシング機能を継続的に拡大する戦略は、アダスキーの革新的な技術を当社の製品ポートフォリオに組み込むことでさらに促進されます。」

アダスキーの専有LWIR (長波長赤外線) センサーは、その優れたサイズ対性能比、半導体技術、高い信頼性、「シャッターレス」の一定動作設計に基づく市場をリードする性能で、業界で有名になっている。サーマルセンシングは、高度なセンシングシステムが乗客や歩行者の安全を確保する道を切り開く一方で、ADASやビジョンベースのシステムが低照度や全天候下でより確実に作動できるよう、その技術における既存のギャップを埋める。

ジェンテックスのブースでは、アダスキーの技術の前方への適用だけでなく、業界をリードするデジタルバックミラーであるジェンテックスのフルディスプレイミラー (FDM) へのサーマルイメージングの初の統合も展示される。FDMシステムに後方サーマルカメラを搭載したことにより、夜間の運転中に、ドライバーの後方を監視する能力が大幅に向上し、バック運転中に潜在的な危険を特定するのに役立つ。

アダスキーのサーマル技術の前方・後方への適用は、インタラクティブキオスクおよびジェンテックスのブースのデモ用車両で展示される。試乗も可能である。

ドライバーおよびインキャビンモニタリング

欧州連合一般安全規則により、欧州で販売されている車へのドライバーモニタリングシステム (DMS) の搭載が間もなく義務付けられる。その後、ジェンテックスは、複数の自動車メーカーと継続的DMSの開発プログラムを実施している。

ドライバーの頭部姿勢、視線、その他の指標を追跡し、注意散漫、眠気、急病、半自動運転車における手動制御の復帰を判断するジェンテックスのミラー統合型DMSがデモ車両で展示されている。このシステムは、乗客、行動、物体、さらには生物の存在を検出するための2Dおよび構造化光ベースの3Dキャビンモニタリングを組み込むよう拡張することができる。

バックミラーにDMSを統合することで、カメラはドライバーと乗員を最適な視界で捉えることができ、自動車メーカーは、プラットフォーム横断の高性能なDMSソリューションを手に入れることができる。今年のCESでの新たな発表は、ジェンテックスのドライバーモニタリングソリューションが、業界をリードするデジタルバックミラーであるフルディスプレイミラーに統合されたことである。

デジタルビジョン

ジェンテックスのフルディスプレイミラー (FDM) は、カスタムカメラとミラー統合ビデオディスプレイを組み合わせ、後方の視認性を向上させた。わずか7年前に発表されたFDMは現在、世界中の25以上のブランド、100台以上の車両で採用されている。汎用性の高いFDMプラットフォームは、デジタルビデオレコーダー (DVR)、拡張可能なトレーラーカムシステム、タッチスクリーンディスプレイ、統合サイドブラインドゾーンアラートなどの追加機能を提供する。CES 2024では新たに、次世代カメラと高度なデジタル信号処理により夜間の性能を向上させたFDMが登場する。

調光ガラス

ジェンテックスは、調光デバイス技術の世界的リーダーであり、年間4,500万台以上を出荷しており、自動車業界向けのアンチグレア内装・外装バックミラーや、航空宇宙業界向けの電子調光窓 (EDW) に特化している。CES 2024で、同社は、オンデマンドダークニング機能、太陽光の眩しさを防止するために自動調整する調光クリアパネルを備えた革新的なサンバイザーなどの大面積調光デバイスにおける進歩を披露する。CES 2024では、反射面の切り替えが可能な調光バイザーが新登場し、太陽光の眩しさを取り除くだけでなく、バニティミラーとしても機能する。

航空宇宙

ジェンテックスの電子調光窓 (EDW) は今年のCESでも新しい航空機のモックアップ内に展示される。ジェンテックスは、航空宇宙業界向けEDWの世界的な大手サプライヤーである。インタラクティブな機体に装備される機能は次のとおりである。完全に機能する調光窓とキャビンパーティション、読書、食事、コンピューターワークなどの機内でのさまざまな作業に照明を自動的に最適化する乗客スマート照明、機内での体験を個別化するための生体認証システム、客室の空気品質をモニタリングするための客室内微粒子・化学物質センサー

eSight

CES 2024では、最近ジェンテックスが買収した技術も展示される。そこには、視覚障害者が日常生活で必要な作業を行いながら外出できるようにするウェアラブル支援技術の開発企業であるイーサイト (eSight) の技術が含まれる。イーサイトの製品は、高解像度カメラ、独自のアルゴリズム、強力な処理を活用して、リアルタイム映像をキャプチャし、完全な両眼視を可能にする2つの高解像度ニアアイ型スクリーンに投影する。

イーサイト製品の最新版であるeSight Goは、今年後半に発売される予定である。この技術は、ラスベガス・コンベンション・センター (Las Vegas Convention Center) の北ホール、ブース番号8863のイーサイトのブースと、ジェンテックスのブースで展示される。

CES (コンシューマー・エレクトロニクス・ショー) は、消費者向け技術のビジネスに携わるすべての人々のための世界規模の展示会である。全米民生技術協会が所有し、プロデュースするCESは、50年以上にわたりイノベーターや画期的な技術の実験場としての役割を果たしてきた。CES 2024は、1月9~12日にラスベガスで開催される。ジェンテックスの技術は、ラスベガス・コンベンション・センターの西ホール、ブース番号6440のブースで展示される。

1974年に設立されたジェンテックス (NASDAQ: GNTX) は、自動車業界向けの自動調光バックミラーと電子機器、航空市場向けの調光可能な航空機用窓、防火市場向けの防火製品のサプライヤーである。www.gentex.comで同社の最新の技術を確認されたい。

ジェンテックスの報道担当者向け問い合わせ先
クレイグ・ピアズマ (Craig Piersma)
(616) 772-1590 x4316
craig.piersma@gentex.com

ジェンテックスの投資家向け問い合わせ先
ジョシュ・オベルスキー (Josh O’Berski)
(616) 772-1800 x5814
josh.oberski@gentex.com

この発表に関する写真はこちらで入手可能:
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