KFSHRC、世界初のロボットによる頭蓋内腫瘍切除術を実施 脳神経外科における新時代の幕開け


サウジアラビア・リヤド発, Oct. 22, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- ロボット医療の歴史的な飛躍として、リヤドのキング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (King Faisal Specialist Hospital and Research Centre)(KFSHRC) は、世界で初めてロボットを用いた頭蓋内腫瘍切除術を成功させた。これは、脳神経外科における精密さと回復の両面で新たな世界基準を打ち立てる画期的な成果である。

手術は、激しい頭痛と集中力の低下に苦しむ68歳の男性患者に対して行われ、ロボットアームを使用して4.5センチメートルの脳腫瘍を切除した。患者は手術後24時間以内に完全に意識を回復し、これは従来の脳外科手術と比較して約4倍速い回復時間であった。

病院関係者は、今回のロボットによる腫瘍切除術が外科的損傷を最小限に抑え、回復を大幅に早めたと評価している。KFSHRCの頭蓋底腫瘍コンサルタントであり、手術を執刀したホモウド・アルダハシュ医師 (Dr. Homoud Aldahash) によると、このロボットシステムは卓越した精度と制御性を提供し、外科医が神経血管構造の重要部位を高い安全性をもって操作することを可能にしたという。同医師は「患者が同日に合併症なく完全に意識を取り戻して退院できたことは、脳神経外科における革新の新たな基準を示すものです。」と付け加えた。

1時間に及ぶ手術では、3D光学システムによってガイドされたロボットアームが使用され、外科医が脳を鮮明かつ拡大した視野で手術を行うことができた。さらに、高度な画像誘導ナビゲーション技術の活用により、脳の重要領域を保護しつつ、腫瘍を正確に切除することが可能になった。

KFSHRCの最高経営責任者 (CEO) であるマジド・アルファイヤド医師 (Dr. Majid Alfayyadh) は、この成果を同院が進める変革の歩みと結びつけて説明した。「この成果は、KFSHRCが世界医療の未来を形づくる上で果たしている役割の拡大を反映するものです。」と同医師は述べた。「それは、イノベーションと患者中心の治療が医療の未来を定義するという当院のビジョンと完全に一致しています。」

ロボット脳神経外科の登場以前は、同様の手術は外科用顕微鏡下で手動によって行われ、精度は術者の手の安定性と視覚の明瞭さに大きく依存していた。現在では、ロボットシステムが器具の安定性を高め、振動を除去し、優れた視覚化を提供することで、脳神経外科治療における安全性と精密性の世界基準を再定義している。

この画期的な手術は、KFSHRCが拡大を続けるロボット外科分野の実績に新たな1ページを加えるものとなった。同院はこれまでに、世界初のロボットによる心臓移植および肝臓移植を成功させており、国際的な評価を獲得するとともに、ロボット手術および低侵襲手術の世界的先進センターとしての地位を確立している。

世界の医療システムが自動化と精密誘導手術を採用する中、KFSHRCの最新の成功は、次世代医療イノベーションにおけるグローバルな先駆者としての地位を改めて示すものとなった。

KFSHRCは、2025年の世界の学術医療センタートップ250において中東・北アフリカ地域で第1位、世界で第15位にランクされている。また、『ブランド・ファイナンス (Brand Finance) 』誌による2025年の調査で中東地域における最も価値ある医療ブランドとして認定され、『ニューズウィーク (Newsweek)』誌による「ワールズ・ベスト・ホスピタルズ2025 (World’s Best Hospitals 2025)」、「ベスト・スマート・ホスピタルズ2026 (Best Smart Hospitals 2026)」、「ベスト・スペシャライズド・ホスピタルズ2026 (Best Specialized Hospitals 2026)」にも選出されるなど、イノベーション主導の患者ケアにおける世界的リーダーとしての地位を確固たるものにしている。

詳細は、www.kfshrc.edu.saを閲覧するか、メディアチーム mediacoverage@kfshrc.edu.saまで問い合わせされたい。

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