ドイツ・ハイデルベルクおよび千葉発 , May 26, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- CDMOの親身なエキスパートであるAGCバイオロジクス (AGC Biologics) は、経皮薬物送達分野のリーダーである帝國製薬株式会社 (Teikoku Seiyaku Co., Ltd.) より、腰部椎間板ヘルニア治療薬である組換えヒトマトリクスメタロプロテアーゼ-7 (rhMMP-7) であるKTP-001の、微生物を用いた受託開発・製造サービスを提供するために選定された。
帝國製薬の取締役兼執行役員であるヒロユキ・クボ博士 (Dr. Hiroyuki Kubo) は次のように述べている。「AGCバイオロジクスとの提携は、明らかな選択でした。 同社のチームは微生物製造において確かな実績があり、そのグローバルな展開は、当社が必要としている柔軟性と安全性を与えてくれます。 当社では、同社の協力的姿勢を高く評価しており、共同での取り組みは、この重要な新治療法を患者さまにお届けする上で極めて重要だと思います。」
治験に向けた開発・GMP製造
本契約に基づき、AGCバイオロジクスは同社のグローバルネットワークを活用し、初期の細胞バンク作成作業をドイツ・ハイデルベルクにある同社の微生物センター・オブ・エクセレンス (Microbial Center of Excellence) で行う。 その後、同プロジェクトはAGCバイオロジクスの千葉施設に移行し、治験を支援するためのプロセス開発およびGMP製造が行われる。
AGCバイオロジクスのハイデルベルク施設のジェネラルマネージャーであるディエター・クレーマー (Dieter Kramer) は次のように述べている。「ここハイデルベルクにおける私たちの役割は、当初から信頼できる協力的なパートナーとして、微生物開発の経験を活かし、この治療法のための強固な基盤を築くことです。 当社では40年にわたりプロジェクトの進捗を支援してきた実績があり、当社ネットワーク内の他施設と連携して、GMP製造に向けた着実な道筋を提供しています。」
AGCバイオロジクス千葉施設のシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるゼンイン・ススム (Susumu Zen-in) は次のように述べている。「このような革新的なプロジェクトにおいて、帝國製薬のチームを支援できることを大変嬉しく思います。 患者さまに、侵襲性の低い新しい治療法をお届けするという同社のビジョンを支援できるのは、光栄なことです。」
安定したグローバルネットワークを持つCDMO
このパートナーシップは、アジア (千葉)、北米 (米国、シアトル)、欧州 (ドイツ・ハイデルベルク、デンマーク・コペンハーゲン) の3大陸で微生物製造を提供している唯一のCDMOである、AGCバイオロジクスの独自の立場を際立たせるものである。 このグローバルネットワークはサプライチェーンの安全性と柔軟性を提供し、変化しつつある地政学的状況下において、医薬品開発企業が臨床段階から商業化段階に至るまでの道程のリスクを軽減することを可能にする。
よくある質問 (FAQ):
医薬品開発企業にとって、サプライチェーンセキュリティのためにグローバルな製造ネットワークが重要な理由は、どのようなことであるか。
グローバルネットワークは、地政学的な安定性と供給の冗長性を提供することで、不可欠な柔軟性を確保し、サプライチェーンのリスクを低減する。 このことにより、統一した品質システムで管理された施設間での効率的な技術移転が可能となり、地域市場の需要に応えるための多大陸にわたる生産オプションを提供し、事業継続性を確保する。 米国、欧州、アジアに施設を構えるAGCバイオロジクスは、単一の施設や地域に依存しない、レジリエントな製造戦略を構築するよう、パートナー企業を支援する。
AGCバイオロジクスでは、将来の微生物製品需要に応えるためにどのような投資を行っているのか。
AGCバイオロジクスは、市場のニーズに沿った戦略的成長に取り組んでいる。 同社は、リショアリングの取り組みを支援するため、米国で新たな微生物製品ラインを稼働開始し、また、後期臨床段階および量産製品のための長期的な安定供給を確保するため、ハイデルベルク施設において1万リットル規模の革新的な生産能力予約モデルを提供している。 コペンハーゲンおよび千葉施設でも実績豊かな広範な能力を備えており、パートナー企業は現在および将来に、堅牢なグローバル生産能力を利用できることが保証される。
AGCバイオロジクスについて
AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発・製造受託機関 (CDMO) であり、クライアントやパートナー企業と密接に連携し、専門技能を駆使して親身に対応することで、最高水準のサービスを実現することに強くコミットしている。 同社は、哺乳類および微生物由来の治療用タンパク質、プラスミドDNA (pDNA)、メッセンジャーRNA (mRNA)、ウイルスベクター、遺伝子組換え細胞について、世界最高水準の開発・製造サービスを提供している。 同社のグローバルネットワークは米国、欧州、アジアを網羅し、ワシントン州シアトル、デンマークのコペンハーゲン、ドイツのハイデルベルク、イタリアのミラノ、そして日本の千葉および横浜に拠点を置く。 AGCバイオロジクスは、AGC Inc.のライフサイエンス事業 (Life Science Business) の一部門である。 同ライフサイエンス事業は、バイオ医薬品、先進医療、低分子医薬品原薬、および農薬を専門とする8カ所の施設を運営している。 詳細については、www.agcbio.comを閲覧されたい。
帝國製薬について
帝國製薬は1848年に設立され、経皮吸収技術における専門知識を駆使して「人類の痛みからの解放 (For a World Without Pain)」という使命に尽力している。 帝國製薬は、消炎鎮痛パッチ、医療用麻薬、その他の医薬品を開発、製造、販売している。
AGC Inc.企業窓口:info-pr@agc.com
AGCバイオロジクス 報道関係者向け問い合わせ先:kati.sills@agc.com
本発表に付随する写真はこちらから入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/a367ab3c-59c3-4f88-908e-776b0f0d08ba