AACSBと学術団体、ビジネス教育におけるリサーチのインパクトを強めるための枠組みを発表

この共同レポートは、リサーチの影響力を拡大しようとするビジネススクールに対し、指針、リソース、実践的な道筋を提供する


フロリダ州タンパ発, May 28, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- ビジネススクールでは、自校のリサーチが学術界を超えた意義を持つことを実証するよう、ますます強い圧力がかかっているが、そのほとんどでは、そのための明確な枠組みが欠如している。 本日、世界10の学術組織からなる連合は、「リサーチインパクトのためのフレームワーク:知見、道筋、そして行動の呼びかけ (A Framework for Research Impact: Insights, Pathways, and Calls to Action) 」を発表し、今後の方向性を示した。

同レポートは、AACSBがアメリカ経営学会 (Academy of Management) と共同で開催する初回リサーチ・インパクト・カンファレンス (Research Impact Conference) に合わせて発表され、ビジネススクールに対し、リサーチインパクトの定義、評価、伝達方法を広げるための実践的なアプローチとリソースを提供している。

AACSBのグローバル・リサーチ・インパクト・タスクフォース (Global Research Impact Task Force) によって策定されたこのフレームワークは、学術研究をビジネス実務、公共政策、教育、そして社会へと結びつける、リサーチインパクトのエコシステムに対する理解を拡大する。

グローバル・リサーチ・インパクト・タスクフォース

  • AACSBインターナショナル (AACSB International) 
  • 国際経営学会 (Academy of International Business) 
  • アメリカ経営学会 (Academy of Management) 
  • 米国会計学会 (American Accounting Association) 
  • 米国マーケティング協会 (American Marketing Association) 
  • アジア・アカデミー・オブ・マネジメント (Asia Academy of Management) 
  • 情報システム学協会 (Association for Information Systems) 
  • 欧州会計学会 (European Accounting Association) 
  • ジャーナル・オブ・オペレーションズ・マネジメント (Journal of Operations Management) 
  • 生産・オペレーションズ・マネジメント学会 (Production and Operations Management Society)

このフレームワークは、タスクフォースによる数ヶ月にわたる取り組みを反映したものであり、世界的な調査、円卓会議、フォーカスグループ、諮問会議、および2025年10月に公開された草案に対するフィードバックを通じて、ビジネス教育エコシステム全体から得た広範な意見を取り入れている。 各機関に対し、リサーチのインパクトの支援、評価、およびコミュニケーションにおいて、より意図的でミッションに沿ったアプローチを採用するよう促している。

AACSBの会長兼最高経営責任者であるリリー・ビー (Lily Bi) は次のように述べている。「長きにわたり、リサーチのインパクトは狭すぎる定義で捉えられてきました。 この1年間ほどのタスクフォースの成果を共有できることを嬉しく思います。 このフレームワークは、機関がアウトプットの測定から、成果とインパクトの理解へと移行する助けとなります。」

同レポートはシステム全体の変革を推進するための継続的な取り組みの第一段階に過ぎず、インパクトの大きいリサーチは、研究者、実務家、政策立案者、学習者、そして地域社会との継続的な関わりを通じて生まれることが多いことを強調している。 また、多様な形態のリサーチインパクトを支援するために、機関の戦略、インセンティブ、文化、インフラを整合させることの重要性を指摘している。

同フレームワークは、その提言の中で、ビジネススクールに対して以下のことを推奨している。

  • ミッションに整合したリサーチインパクト戦略を策定する
  • リサーチ、教育、外部連携の間のつながりを強化する
  • リサーチインパクトの評価において、よりバランスの取れたアプローチを採用する
  • インパクトに関する定量的・定性的証拠の両方を認識する
  • 多様な形態の、インパクトのある学術活動を支援する組織環境を構築する

ビジネススクールがこれを実践できるよう支援するため、このフレームワークには「リサーチ・インパクト・アセスメント・ツール (Research Impact Assessment Tool)」や「リサーチ・インパクト・エコシステム・ガイド (Research Impact Ecosystem Guide)」といった実用的なリソースが含まれている。 これらのリソースは、各校が現在の実践慣習を評価し、改善の機会を特定し、リサーチのインパクトをめぐる組織的な整合性を強化するのに役立つ。

また、このフレームワークは、ビジネススクールによるインパクトについてのより広範な理解を求めるAACSBの「2026年ビジネス教育グローバル基準™ (2026 Global Standards for Business Education™)」および関連する「パスウェイ・トゥー・インパクト (Pathways to Impact)」モデルとも整合している。

同レポートは、学術団体、出版社、学術誌、メディア、ランキング機関など、リサーチエコシステム全体のステークホルダーグループに向けた一連の戦略的必須事項で締めくくられており、リサーチのインパクトを推進し、タスクフォースによって生み出されたモメンタムをさらに発展させるために、より協調的かつ組織的なアプローチを呼びかけている。

詳細およびレポート全文へのアクセスについては、aacsb.edu/research-impact-frameworkを参照されたい。

AACSBについて

AACSBインターナショナル (AACSB) は1916年に設立され、教育者、学習者、企業を結びつけ、次世代の優れたリーダーを育成している。 世界中に2,000以上の会員組織と1,000以上の認定ビジネススクールを擁するAACSBは、世界最大のビジネス教育ネットワークである。 AACSBは、グローバルスタンダード、認定、ソートリーダーシップを通じて、ビジネス教育におけるエンゲージメントを促進し、イノベーションを加速させ、影響力を拡大させている。

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