- O2は、聴覚障害のある利用者により明瞭な通話を提供するための、新技術の実証実験に成功した
- この試験はマベニアと協力して実施され、各参加者に合わせた聴覚プロファイルを作成することで、ネットワークがリアルタイムで通話を自動的に最適化できるようにした
- バックグラウンドでシームレスに動作するこの技術は、電話での会話を聞き取るのに苦労するという日常的な課題の解消に役立った
英国レディング発, June 11, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- O2は、聴覚障害のある顧客の通話を向上させることを目的とした、最先端技術を用いた概念実証試験を実施した。
同事業者は、クラウドネイティブのネットワークソフトウェアプロバイダーであるマベニア (Mavenir) と協力し、バックグラウンドでシームレスに動作するこの機能を試験した。 参加者は普段通り手持ちの携帯電話と電話番号を使用し、この技術が個々の聴覚ニーズに合わせて通話音声をリアルタイムで調整することで、通話の明瞭度を向上させた。
参加者はまず、様々な音の周波数をどのように認識しているかを特定するために、簡単な自動聴力検査を受けた。 これにより、参加者の携帯電話番号にセキュアに紐付けられた個人別聴覚プロファイルが生成され、通話中の音声の伝達方法を技術が適応させることで、会話がより明瞭になり、聞き取りやすくなった。
端末ベースのアクセシビリティ機能やサードパーティ製アプリとは異なり、この最適化はO2のネットワーク内で実施されたため、参加者は普段通り電話を発着信しながら、音声がより明瞭で聞き取りやすくなるというメリットを得ることができた。
試験終了後、参加者の90%近くが通話の明瞭性が向上したと報告し、会話を聞き取りやすくなり、誤解も減ったと述べた。 また、参加者は聞き取りの負担が軽減し、より自然な通話体験が得られたとも指摘した。
この概念実証試験は、まだ初期段階ではあるが、ネットワークベースの技術がいかにして聴覚障がい者のアクセシビリティと日常のコミュニケーションを改善できるかを示している。
重度の聴覚障害があり、この試験に参加したメアリー・ヒギンズ (Mary Higgins) 氏は次のように述べている。「補聴器をつけていても、電話での会話は通常、疲れるしストレスになります。 補聴器なしで電話をかけるのはほぼ不可能です。 この技術を使ってみたところ、補聴器なしでもはっきりと聞こえ、相手に何度も繰り返してもらう必要がなく、いつもと全く異なる体験になりました。」
ヴァージン・メディアO2 (Virgin Media O2) のコアネットワーク担当ディレクター、ホルヘ・リベイロ (Jorge Ribeiro) は次のように述べている。「聴覚障害のある多くの方々にとって、電話での会話は困難で、課題の多い経験になってしまうことが多くあります。 この試験は、お客さまから何も特別な対応を求めずに、ネットワーク内のインテリジェンスを活用して、その体験を改善することを目的としたものです。 この概念実証の初期結果に手応えを感じており、今後、このような技術を駆使して、より利用しやすいサービスをお客さまにお届けするよう探求していくのを楽しみにしています。」
マベニアのクラウド、AI、IMS事業戦略担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるブランドン・ラーソン (Brandon Larson) は次のように述べている。「コアネットワークは、サービスの革新と、お客さまへの新たな価値提供のための強力なプラットフォームです。 聴覚障害のあるお客さまの通話体験を改善するためのヴァージン・メディアO2とのパートナーシップは、その好例です。」
マベニアについて
マベニアは、モバイル通信事業者向けに通信事業者 (Telco) を第一に考えたクラウドネイティブかつAI設計によるソフトウェアソリューションを開発し、インテリジェントで自動化されたプログラム可能なネットワークの実現を支援している。 同社は、世界120か国以上で300社を超える通信事業者に導入されており、これらの事業者が世界の加入者の50%以上にサービスを提供していることから、通信分野における深い専門知識が実証されている。 マベニアは、豊富な通信分野の経験に加え、クラウドおよびIT (情報技術) の専門知識、ならびにデータサイエンスのスキルを融合し、実際の顧客課題の解決に必要な能力を備えている。 同社の実績あるソフトウェアソリューションはAI設計に基づいており、AIネイティブな未来の実現と通信事業者のテクノロジー企業への進化を支援している。 詳しくは、www.mavenir.comを閲覧されたい。
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