マベニア、レッドハットと提携し、通信事業者をAIサービスプロバイダーへと変革する統合型AIプラットフォームをローンチ

ネットワーク事業者向けに特化して設計されたこのプラットフォームにより、主権オンプレミスAI、通信事業者が構築するSLM、ポリシーに基づくフロンティアモデルへのアクセス、ゼロトラスト型AIセキュリティを、すべて単一のトークン課金およびサービス保証プラットフォーム上で実現する

Richardson, Texas, U.S.


テキサス州リチャードソン発, June 19, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- マベニア (Mavenir) は本日、レッドハット (Red Hat) と共同開発した統合型AIプラットフォーム (Integrated AI Platform) を発表した。本プラットフォームを利用すると、ネットワーク事業者は、データ収益化と同様の方法でAIを収益化できるようになり、具体的には、トークンベースの利用プランを通じて電話料金に上乗せして課金し、価格設定、サービスレベル契約 (SLA)、およびあらゆるインタラクションを支えるモデルを完全にコントロールすることができる。 この統合型AIプラットフォームは、自社の加入者向けの通信事業者ブランドのAIサービス、通信事業者のAIグリッド展開を支えるAIインフラレイヤー、そして通信事業者が企業顧客にトークンベースの利用料金体系でAI機能を提供するマネージドAIプラットフォームという、3つのモデルで運用される。 マベニアの統合型AIプラットフォームは、AI機能を融合する統合プラットフォームとしてレッドハットAI (Red Hat AI) を活用することで、通信事業者に柔軟で「主権優先」のアーキテクチャを提供する。レッドハットAIは、レッドハット・オープンシフト (Red Hat OpenShift) を基盤とするクーバネティス (Kubernetes) インフラ上で動作する。 これにより、通信事業者は、多様なユースケースに対応可能なオンプレミスモデルやカスタム構築された小規模言語モデル (SLM) を活用することができ、さらに、最先端の推論能力を必要とするタスクについては、ポリシーに基づいて管理された選択的な接続を通じて、フロンティアモデルを活用することも可能になる。 通信事業者は、どのリクエストをどのモデルが処理するか、その費用を誰が負担するか、そしてどのように課金するかをコントロールできる。

AIの収益化:通信事業者のオポチュニティ

世界のAIサービス市場は新たな収益源を生み出しており、ネットワーク事業者はこれを獲得できるユニークな立場にある。 トークンベースのAI利用、すなわちあらゆる大規模言語モデルとのやり取りを支えている単位制モデルは、通信事業者が数十年にわたり熟知してきたモバイルデータ課金のパラダイムを反映している。 月毎のAIトークンプラン、部門毎の企業向けクオータ、および通信事業者が提供するAIサービスに対するSLAに基づくティア制は、既存のコネクティビティの上に構築された、構造的に新しい収益化レイヤーを形成する。

この機会を実現するためには、通信事業者は、主権を維持したオンプレミス型コンピューティング、インテリジェントなモデルルーティング、トークン単位の正確な従量課金、キャリアグレードのサービス保証、および課金システムとの統合を管理できる、本番環境向けのAIインフラストラクチャを必要とする。 あらゆるユースケースに適合する単一の導入モデルは存在しないということも、重要である。 日常的なユースケースは、コストと主権の観点から、通信事業者が所有するSLM上で処理されるべきである。 複雑な推論タスクについては、フロンティアモデルへの選択的なアクセスが適切な場合がある。 レッドハットとの協力によって構築されたマベニアの統合型AIプラットフォームは、単一のポリシーおよび課金フレームワークの下で両方のモードに対応し、最も重要な部分で機能を犠牲にすることなく経済性を最大化する、ハイブリッドアーキテクチャを通信事業者に提供する。

統合型AIプラットフォーム

統合型AIプラットフォームは、マベニアのAIソフトウェアプラットフォームとレッドハットのエンタープライズ向けクーバネティスおよびAI機能を統合したもので、サードパーティパートナーによって検証されたハードウェア上で提供される。 その結果、通信事業者がデータ主権を強化した状態でオンプレミスで展開できる、キャリアグレードのクラウドネイティブAIインフラプラットフォームが実現する。 このアーキテクチャはハイブリッドとして設計されており、デフォルトのオンプレミスおよびオープンソースモデルを使用してトラフィックの大部分を処理する一方、高度な推論やマルチモーダル機能が必要なユースケースに対しては、マベニアのモデルルーターがポリシーに基づいた従量課金制で外部のフロンティアモデルへのアクセスを提供する。 このプラットフォームは、エージェント型オペレーションとオーケストレーション、インテリジェントなモデルルーティングとトークン最適化、レッドハットAIを基盤としたサービスとしてのAIプラットフォーム (AI Platform-as-a-Service、PaaS) およびMLOps機能、マベニア・デジタル・イネーブルメント (Mavenir Digital Enablement) によるトークン課金・請求、クローズドループ型サービス保証、ゼロトラスト型アイデンティティ、認証、AIセキュリティを実現する。これらはすべて、クーバネティス基盤で業界をリードするハイブリッドクラウドアプリケーションプラットフォームであるレッドハット・オープンシフトのキャリアグレードのコンテナインフラ上でサポートされている。

3つの運用モデル

このプラットフォームは3つの別個の運用モデルをサポートしており、通信事業者はAIの導入や収益化の方法で柔軟性を得ることができる:

エンタープライズAIプラットフォーム:通信事業者は、既存の接続契約に付随する付加価値サービスとして、企業顧客に対し、AIモデル、コンピューティングリソース、AIツールへの従量制アクセスを提供する。 企業顧客は、自社のアプリケーションを展開するか、AI APIを従量制で使用する。 通信事業者はインフラおよびプラットフォームのSLAを提供する。企業向けアプリケーションのSLAは、通信事業者と顧客間の特定のサービス契約によって規定される:

AIグリッドインフラ:通信事業者は、AIグリッド展開のためのコンピューティングおよびAIファブリックとして本プラットフォームを利用し、ネットワークに組み込まれたAIアプリケーションやサードパーティのワークロードを、通信事業者がコントロールするインフラ上でホストする。 本プラットフォームはインフラストラクチャレベルの可用性を保証し、アプリケーションのパフォーマンスおよびサービスレベルについては、通信事業者が当該アプリケーションを自社管理型サービスとしてパッケージ化しない限り、アプリケーションオーナーの責任となる。

通信事業者のAIサービス:通信事業者が、自社の加入者にAIを活用した製品やサービスを提供するために本プラットフォームを運用する。 これには、トークン消費量に応じて課金されるAIアシスタントプラン、AI強化型ネットワークサービス、および通信事業者ブランドのAIアプリケーションが含まれる。 通信事業者は商業的関係を所有し、SLAを設定するとともに、価格設定、ブランディング、サービス品質に対する完全なコントロールを保持する。

このプラットフォームは、以下のような具体的な成果をもたらすよう設計されている:

  • 基本的な消費者向けティアから無制限のエンタープライズ向け割り当てに至るまで、トークンバンドルプランを通じた新たなAI収入源。
  • トラフィックの大部分をオンプレミスモデルに移行し、フロンティアモデルの利用には厳格な支出上限を設けることで、予測可能なAI経済性を実現する。
  • 設計段階からデータ主権を確保し、通常運用時にはすべての加入者データとモデルのウェイトが通信事業者のインフラ上に留まる。
  • クローズドループ型のサービス保証に裏打ちされた、通信事業者が管理するAIサービス向けの契約上SLA。プラットフォームレベルの可用性保証は、エンタープライズおよびAIグリッドのワークロードにも及ぶ。
  • 事前に検証済みの導入プレイブックによる迅速な収入への道筋。マベニア自体の本番環境導入が、リファレンスアーキテクチャとして機能する。
  • 規制対象の通信環境におけるコンプライアンス要件を満たす、ゼロトラスト型アイデンティティコントロールおよびAIに特化した脅威対策による、エンタープライズグレードのセキュリティ。

「通信事業者は、AIからの収入がハイパースケーラーやサードパーティプラットフォームに流れていくのを目の当たりにしている一方で、それを可能にするコネクティビティを提供し続けています。 今日、この状況が変化します。 マベニアとレッドハットが共同で開発した統合型AIプラットフォームは、通信事業者が独自のAIサービスプロバイダーとなるためのインフラを提供します。 通信事業者は、モデルとデータに対する主権コントロール、既存のBSSと統合されたトークン単位の収益化、そして契約上のSLAに基づいて、自社のマネージドAIサービスを支えるサービス保証を獲得できます。 通信事業者が加入者向けAIサービスの立ち上げ、AIグリッドインフラの構築、あるいは企業顧客への従量制AI機能を提供する場合であっても、このプラットフォームはキャリア規模でそれを実現するための、商業的および運用上のコントロール機能を提供します。 このプラットフォームは、最も要求の厳しいユースケースでは、ポリシーに基づいてフロンティアモデルへのアクセスも提供するため、通信事業者がオンプレミスで稼働するものに制約されることは決してありません。 これは、通信事業者の収益化要件に合わせて土台から構築されたものです。」 マベニア最高技術・戦略責任者、ベジョイ・パンカジャクシャン (Bejoy Pankajakshan)

「AIが主導する今日の世界において、ネットワーク事業者は、何百万人もの加入者にAIを拡大するために、これまで以上に高い可用性、データ主権、そしてキャリアグレードの信頼性を必要としています。 マベニアとの協力により、レッドハットAIを基盤とするクーバネティスネイティブの基盤上でサポートされる統合ソリューションを提供しており、これにより、MLOps、vLLM推論、エージェントオプス (AgentOps) の機能が実現されます。 通信事業者は、このハイブリッドアーキテクチャにより、トラフィックの大部分に対して主権を保持したオンプレミスモデルを実行しつつ、必要に応じてフロンティアモデルに選択的に接続することが可能となります。これらすべては、単一のポリシーおよび課金フレームワークを通じて実現されます。 両社の協力により、通信事業者は運用モデルを再構築することなく、AIの実験から収益化へと至る道筋を得ることができます。」 レッドハット 最高技術責任者兼グローバルエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、クリス・ライト (Chris Wright)

6月23日~25日に開催される「DTWイグナイト2026 (DTW Ignite 2026)」のマベニアブース (#334) にぜひ立ち寄られたい。
DTWイグナイトで、マベニアは「AIバイ・デザイン」ソフトウェアが、5Gコアネットワークの革新を促進し、新たなサービス収入を創出する一方で、運用効率を飛躍的に向上させるなど、具体的なネットワーク成果をもたらしている様子を展示する。

マベニアについて 

マベニアは、モバイル通信事業者向けに通信事業者 (Telco) を第一に考えたクラウドネイティブかつAI設計によるソフトウェアソリューションを開発し、インテリジェントで自動化されたプログラム可能なネットワークの実現を可能にしている。 同社は、世界120か国以上で300社を超える通信事業者に導入されており、これらの事業者が世界の加入者の50%以上にサービスを提供していることから、通信分野における深い専門知識が実証されている。 マベニアは、豊富な通信分野の経験に加え、クラウドおよびIT (情報技術) の専門知識、ならびにデータサイエンスのスキルを融合し、実際の顧客課題の解決に必要な能力を備えている。 同社の実績あるソフトウェアソリューションはAI設計に基づいており、AIネイティブな未来の実現と通信事業者のテクノロジー企業への進化を支援している。 詳しくは、www.mavenir.comを閲覧されたい

広報担当者向けの問い合わせ先:

マベニア:
エマニュエラ・スピテリ (Emmanuela Spiteri)
PR@mavenir.com


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