NM49は、腫瘍関連マクロファージの食作用を活性化するように設計された、ヌマブ独自の発見およびエンジニアリング技術プラットフォームを通じて同定された多重特異性抗体
ヌマブは前払金を受領し、追加のマイルストーン支払を受ける資格、さらに米国での利益分割協定との共同開発のオプションも得られる
本契約は、ヌマブと小野薬品工業との間の3回目の提携契約となる
スイス・ホルゲン発, Feb. 15, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- ヌマブ・セラピューティクスAG (Numab Therapeutics AG) (「ヌマブ」) および小野薬品工業株式会社 (小野薬品工業) は本日、がんの治療のために腫瘍関連マクロファージの食作用を活性化するように設計された多重特異性抗体であり、ヌマブ独自の発見およびエンジニアリング技術プラットフォームを通じて同定されたNM49の世界的な研究、開発、商業化に関する提携を発表した。
契約条件に基づき、小野薬品工業は世界的な開発および商業化のためにヌマブからNM49を導入するオプションを取得し、ヌマブは米国で共同開発および商業化するオプションを保持している。 同オプションは、第III相臨床試験の開始前に行使することが可能であり、行使された場合、ヌマブは米国での共同プロモーションおよび50/50の利益分割協定の対象となる。 ヌマブは前臨床研究とCMC活動の実施を担当し、小野薬品工業が関連費用を負担し、プログラムが臨床開発に入った場合には開発および関連費用を負担する。 ヌマブは非公開の前払金を受け取り、特定の開発、規制、販売のマイルストーンの達成に基づいて追加の支払を受ける資格と、純売上高に対する段階的ロイヤルティを受領する。
ヌマブの創業者兼最高経営責任者であるダビッド・ウレッヒ博士 (David Urech, Ph.D.) は次のように述べている。「この重要なパートナーシップは、小野薬品工業との3回目の提携であり、ヌマブが米国で共同開発および商業化するオプションを持つ最初の提携となります。 がん患者さんのための新たな効果の高い多重特異的治療法の開発に、小野薬品工業と協力し続けることができ、嬉しく思います。 本提携により、ヌマブの製品パイプラインがさらに拡大され、研究開発活動の生産性が向上します。」
小野薬品工業の専務執行役員 研究本部長の滝野東一は次のように述べている。「ヌマブの独自の多重特異性抗体プラットフォームを通じて生成されたNM49の開発と商品化を通じて、ヌマブとのパートナーシップを強化できることを非常に嬉しく思います。 私たちは、小野薬品工業のがん免疫学の深い専門知識を最大限に活用し、NM49を新たな治療の選択肢としてできるだけ早く患者さんにお届けできるよう、NM49の開発と商品化に全力で取り組んでまいります。」
ヌマブ・セラピューティックスについて
ヌマブ・セラピューティックスAGは、炎症とがんに対する多重特異性抗体ベースの免疫療法を開発している。 独自のプラットフォームλ-Cap™およびMATCH™を使用した再現可能なプラグアンドプレイの治療設計プロセスにより、ヌマブは歴史的な創薬障壁を克服し、患者の利益を最大化することを目的とした重要な新薬のパイプラインを構築できる独自の立場にある。 ヌマブの多様な研究パイプラインは複数の治療分野に及び、次世代のファーストインクラスおよびベストインクラスの医薬品の機会を生み出す。 同社の主要製品候補であるNM26は、クラス最高の有効性を実現する、IL-4/13およびIL-31を標的とする独自の多重特異性であり、アトピー性皮膚炎やその他の潜在的な適応症に苦しむ患者に生涯にわたる治療法を提供するというビジョンを持って開発された。 大手製薬会社との複数のパートナーシップにより、同社のプラットフォームと開発能力が検証されている。 詳細はhttps://www.numab.comを参照のこと。
小野薬品工業株式会社について
大阪に本社を置く小野薬品工業株式会社は、特定分野で革新的な医薬品の創出に取り組む研究開発型の製薬会社である。 小野薬品工業は、革新的な医薬品の発見と開発の優先分野として、腫瘍学、免疫学、神経学、および医療ニーズの高い専門研究に重点を置いている。 詳細は、同社ウェブサイトhttps://www.ono-pharma.comを参照されたい。
詳細についての問い合わせ先：
ヌマブ・セラピューティクス
ダビッド・ウレッヒ
最高経営責任者
d.urech@numab.com
投資家向け問い合わせ先：
パトリック・ティル (Patrick Till)
メル・アドバイザーズ (Meru Advisors)
ptill@meruadvisors.com
